ブログ(とし丸の釣魚大全)

 幼少の頃からとにかく釣りが大好きで、暇を見つけては釣りに出掛けた日々。こんな釣りバカな私に、開高健の情熱的名著『私の釣魚大全』は、意味のあることだと勇気を与えてくれました。続いて読んだ『オーパ!』で紹介された中国の古いことわざも、私の背中を強く強く押してくれました。

・一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
・三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。
・八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。
・永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。

 アイザック・ウォルトンの『釣魚大全』とは比ぶべくもないものですが、このブログでは、尊敬する開高健の心境に少しでも近づきたく、愛艇「Marine Future Laboratory(とし丸)」に乗船しながら、浜名湖や遠州灘の釣行や、ボートのメンテナンスなど、徒然のことを記すことができたらと思います。

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粘り負け、渋い釣果でした

 平日は大荒れの天気でしたが週末3連休は凪予報で、マリーナの桟橋も多くのボートが下架されにぎやかでした。今切れを出て外洋に走りだすと、うねりが残っていますがほぼ無風状態で、福田沖のアカムツポイントへ快適な航海ができそうです。ポイント到着後ワクワクしながら仕掛けを投入しました。一流し目でアカムツのかすかな当たり、幸先の良い釣り始めです。しかし、その後が続きません。底潮がとても速い感じがします。せっかく遠くまで来たので、様々なポイントを攻めてみましたが、アカムツとニベを1尾づつ追加して、アカムツ釣りは終了です。次は帰り寄り道してタチ場へ、ボートは30数隻いて熱気が伝わってきます。魚探でタチウオらしい魚影を確認したので、底に落として着底を確認してからゆっくりと巻き上げると、底から10m位で当たりがあり1尾をゲットしました。その後もたまに当たりがあるのでついつい粘ってしまいました。タチウオのサイズはとてもよくなっています。おまけにタチウオの仕掛けに大ニベがついてきて、渋い釣果ながらもお土産になりました。

2025年07月20日

アカムツのポイントは難しい

 i-Pilot装着後、2回目の釣行もまずまずの釣果でした、と前回のブログでまずまずの釣果をお届けしました。その勢いで本日は、アカムツの新ポイントを開拓しようと意気込み、いそいそと出港しました、があえなく撃沈しました。5時に出港し暑くなる前の11時に帰港しましたが、新しいポイントを見つけるどころか、潮が動かないことが災いして、貴重なアカムツ仕掛けを5つも絡まったりして使えなくしてしまい、まったくやれやれの結果でした。マリーナで釣果を写真に収めようとしたら、スマホが高温のため写真機能が起動せず、いつもと違う写真の背景とともにお届けします。とはいえクロムツは50㎝近いサイズで食べ応えがありそうです。

2025年07月07日

i-Pilot、調子いいですよ~

 i-Pilot装着後、2回目の釣行もまずまずの釣果でした。過去にアンカー釣りをして毎回釣果があったアクト前漁礁に行き、一つのポイントでコマセがなくなるまで釣れました。イサキはぼつぼつですが、たっぷりと脂がのって、ボートのいけすに泳いでいる姿を見ると、ほんのり黄金色です。アジもビッグサイズで、竿先にしっかりとボリューム感が伝わってきます。加えて今日は、高級魚のオウモンハタのおまけつきです。これだから釣りはやめられません。

2025年06月30日

ボートに装着したi-Pilot最高でした

 先月末から今月にかけて、i-Pilot(アイパイロット)をボートに装着する工事でしばらく釣行できませんでしたが、やっと工事が完了し、週末の凪予報に合わせて、試運転を兼ねて出航しました。i-PilotはGPS技術を利用したトローリングモーターです。機能の中で最も優れたものは、SPOT LOCK(スポットロック)機能だと思います。これはGPSの位置情報を利用して自動で自船位置がキープできる電子アンカー機能です。漁礁の釣りではピンポイントの釣りとなるため操船しながら釣りをするのは大変難しく、以前はアンカー釣りをしていましたが、アンカーが漁礁に引っかかって外すのに苦労して結果的にアンカーを取られることが続いたので、最近は流し釣りに専念していました。アカムツやアマダイは流し釣りの対象魚ですから、特に不便を感じることはありませんでしたが、旬のイサキなどを釣ってみたくなり、i-Pilotを装着することにしました。遠州灘の様々な漁礁を釣行しながら性能を試しましたが、SPOT LOCK機能は想像以上に優れた機能です。釣ってみたいポイントでセットするとそのまま位置をキープしてくれます。操作も簡単で大満足の結果となりました。反面、釣果については少し渋かったです。

2025年06月22日

結局5月は一度の釣行で終わりました

 前回 、久しぶりにアカムツとデカサゴの釣果を紹介しましたが、5月はその1回の釣行で終わりました。今までの釣りの対象魚では、フィッシングサポートリモコンとスパンカーの装備で、その日の潮流や風の強さに合わせて、イメージした通りのボートの動きで流し釣りをしていました。ボートを停泊しているマリーナでは、最近、minn kota 社のi‐Pilotを装着しているボートが増えて、漁礁でピンポイントの釣りを楽しんでいるようです。私も、イサキやヒラメなど対象魚を増やそうと考え、5月下旬から、i‐Pilotの装着作業に入りました。そのため、しばらく釣行は我慢しています。6月中旬には装着が完了する予定ですので、漁礁周りで脂の乗った旬のイサキを釣ろうと、今から楽しみにしています。

2025年05月31日
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