ほの国ウナギみらいラボについて

 食の聖地である「ほの国」(注)の各関係者が連携・協力して「ほの国ウナギみらいラボ」研究会を設立し、ウナギ資源の有効活用・保護に向けて以下の取組みを行います。
 食の聖地「ほの国」から取組みを行い、全国への波及を目指しています。すなわち、二ホンウナギのSDGs(持続可能な開発目標)の実現です。

① ウナギの有効活用
 ニホンウナギは、平成26年6月には国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに絶滅危惧IB類(近い将来、野生での絶滅の危険性が高いもの)として掲載されるなど、ウナギ資源の有効活用の必要性が高まっています。
② 天然ウナギの涵養
 天然ウナギの資源保護の意義について、産官学の連携や地域での取組みを通して広く周知し、資源保護・密漁防止等の意識を高めていきます。
③ 人工種苗生産の研究
 天然ウナギの稚魚に替わる、人工種苗の量産化という夢の実現に向けて、産学連携による人工種苗生産の基礎研究に取り組んでいきます。

”ほの国”とは愛知県東三河地方(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、設楽市、東栄町、豊根村)の呼び名です